10年前に、知らないおばあちゃんから間違い電話が… その後の展開に「素敵!」「なんていい話」

自身のスマホに、見知らぬ人から間違い電話がかかってきたらどうしますか。
中には、間違ってかけてきた相手に対して、憤慨する人もいるかもしれません。
10年ほど前、フジタ(@Tohhoku_Adv)さんの元にも、見知らぬ人から電話がかかってきました。
間違い電話をかけてきたのは、石川県の小松市に住む高齢の女性だったそうです。
ここで、フジタさんがなぜ、電話の相手が石川県に住んでいると知っているのか、疑問に思いませんか。
その理由は、かれこれ10年間、年に一度の頻度でかかってくる間違い電話を通して、仲よくなった相手だから!
2人は、間違い電話のたびに「石川県は寒いですか。今日は、東京でも雪が降っていますよ」などと世間話をする仲になったといいます。
今では、フジタさんのスマホには『小松の知らないおばあちゃん』という名で番号を登録あるというのですから、ほほ笑ましいですよね。
今の電話番号になってかれこれ10年になるのだが、年1くらいで石川県の小松市から同じおばあちゃんが間違えて僕にかけてくる。すっかりお馴染みになってしまい最近は親しげに話すようになった。余裕があるとスムーズだし良いことしかない。この世の中はミスや失敗に厳しすぎる。 pic.twitter.com/iZC0T4CgmV
女性は、自宅の固定電話にフジタさんの番号を登録してしまっているため、時折間違ってかけてしまうのだとか。
ちなみに、フジタさんは相手の名前を尋ねていないため、10年経っても登録名は『小松の知らないおばあちゃん』のままなのだそうです。
この投稿には「なんていい話」「うらやましい」などの声が寄せられました。
・ここ数か月で一番和んだエピソード。登録名に笑いました。細いつながりというのがまた、いいですね。
・なんだか、ちょっとうらやましく感じました。
・何か、縁があるんでしょうね。世の中捨てたもんじゃないとも感じます。素敵な関係だ。
『小松の知らないおばあちゃん』との交流を通じて、フジタさんは「この世はミスや失敗に厳しすぎる」と感じたといいます。
間違い電話を通じて交流した、2人の心温まるエピソードを聞くと「確かにそうだな」と感じますね。
[文・構成/grape編集部]