レタスの芯が赤くなったらどうする? 企業の回答に「初めて知りました」

鮮度がよいレタスは水分が多く、シャキシャキとした食感を楽しめるのが魅力です。レタスの芯が変色していると、「食べても問題ないのか…」と心配になる人もいるでしょう。
『生活協同組合ユーコープ』公式サイトの『Q&A』にその回答が掲載されていました。
生活協同組合ユーコープ公式によると、「食べても問題はない」そうです。
レタスは切り口から白い液体が出ます。これはポリフェノールの一種で、空気に触れると酸化し、赤紫や茶色に変色します。召し上がっても差し支えありませんが、気になる場合には、変色した部分を取り除いてください。
生活協同組合ユーコープ公式 ーより引用
※写真はイメージ
レタスがピンク色になるのは芯だけではなく葉も同様です。そして一度ピンクに色になってしまうと、元の色には戻りません。
しかしひと工夫するだけでピンクに変色するのを防げます。
葉の変色を防ぐには、葉を手でちぎるのが1つの手です。レタスの細胞が壊れず白い液体が出にくくなります。
白い液体が出てきた時にしっかりと水で洗い流せば、ピンクに変色するのを防げるでしょう。
水で洗った後は、水気をしっかり拭き取ってから保存してください。
ポリフェノールは酵素の働きによって酸化するもの。酢水や塩水にレタスを浸けておくと酵素の働きを抑制でき、変色を防止できます。
ただし長時間浸けるとレタスの栄養分が逃げてしまうので、浸ける時間は10分程度にとどめておきましょう。
レタスの芯が赤くなっているのは酸化によるもので、体には無害です。もし見た目が気になる場合は、赤くなってしまった部分をカットした上で料理に使ってくださいね。
[文・構成/grape編集部]