同じ職場で2度目「告白」はセクハラか…「めざまし8」スタジオ白熱議論 谷原章介は複雑胸中「つらさは分かるけど…恋もできない」

フジテレビ系「めざまし8」(月~金曜・午前8時)は8日、女性職員らへのセクハラ99件が認定された岐阜県岐南町の小島英雄町長(74)が29日に町議会の桜井明議長に辞職願を提出したことを受け「セクハラ」について特集した。
調査した町の第三者委員会は27日提出の報告書で、就任直後の2020年11月から職員の頭や手を触る行為があったと認定された。その中で「頭をポンポン」と触る行為が回数として最も多かったことが報告。SNS上では「頭ポンポン」を巡り様々な意見が書き込まれる事態となった。
これを受け番組では「セクハラ」の専門家を招き、「今時の若者が感じるセクハラの線引き」を4つの具体例を提示し出演者が議論した。
その中で社内で職場の先輩男性社員が一度、ふられた後輩女性社員に2度目に「好きです。付き合ってください」と再び告白するのは「セクハラ」か「セクハラではない」が問われた。コメンテーター4人は「セクハラ」と判断し、専門家も「セクハラ」と認定した。
その理由を専門家は「社内恋愛はやったらいいと思うんです。周囲で前提だったりどういう背景があったかによる」とした上で「職場の中で関係性が悪くなりたくないから断っている、とか。そもそも好意がないから断っているのに、明確にお断りしているのに告白を何度もしてくる、とか。あとは、顔知らないのに一方的に知っていたから告白された、とか。あとはパートナーがご自身にいるのに告白をしてきて、どうしていいかわからないような状態を断れない告白ハラスメントとか告ハラみたいな言い方をすることもあります。精神的負担です」と解説した。
この解説にMCで俳優の谷原章介は「会社だと人間関係、上下関係決まっているから断りずらいっていうなかで告白されるつらさは分かるけど、これがハラスメントってなっちゃうと恋もできないね」と指摘していた。