成田市は、市施設管理に活用する財源を増やすため、大谷津運動公園の愛称を命名できるネーミングライツ(命名権)の購入法人の募集を始めた。募集は5月17日まで。購入法人は企業名や商品名などを愛称に反映でき、10月1日から愛称が使われる予定。
同公園には全国高校野球千葉大会の会場となる野球場やテニスコート、水泳プールなど複数のスポーツ施設があり、2022年度は延べ約3万3千人が利用した。今回の募集では契約期間は5年間で、価格は年間220万円以上。契約は10年まで延長できる。
市内の運動施設では、既に大栄野球場と中台運動公園でネーミングライツが導入されている。大谷津運動公園も22年にネーミングライツの購入法人が募集されたが、応募がなかった。
市スポーツ振興課は「民間資源を活用することで施設の魅力を高め、市民サービスを持続的に実施したい」としている。
募集条件や施設見学などの詳細は市ホームページに掲載されている。問い合わせは同課(電話)0476(20)1584。