いすみ市と大多喜町を結ぶいすみ鉄道沿線で菜の花が咲き誇り、“黄色い春”があふれている。
同鉄道社員とボランティアが毎年秋に沿線各所に種をまいていて、黄色い車両と黄色い花のコラボが春の風物詩になっている。菜の花が咲いている付近を車両が通過する際は速度を落とし、乗客へアナウンスすることもある。
満開の桜との共演が見られるスポットもあるが、今年は菜の花が例年と比べて2週間ほど早く咲き始めたため、共演の期間は短くなりそう。同鉄道社員は「菜の花は今週末ごろ満開を迎えると思う。3月いっぱいは楽しめるのでは」と話している。