ダイエットや筋トレといった身体作りは、自分との戦い。
カロリーの高い食べ物をガマンしたり、つらいトレーニングや運動メニューをこなしたりと、『理想の自分』に近付くには忍耐力や向上心が求められます。
しかし、修行僧のように自制をしていても、世の中のあらゆる場所に、巧妙な罠が仕掛けられているのです…。
ある日、埼玉県行田市内を訪れていた、Kazuya.W(@keno_michi)さん。
目に飛び込んできた道沿いの看板を見て、こう思ったといいます。
「この『かつや』、すごい…!」
看板に書かれていたのは、カツ料理を扱うチェーン店『かつや』の案内。店のロゴと営業時間が記載されているくらいで、特に変わったところは見当たりません。
思わず「すごい」と口にした理由は、看板のすぐ近くにありました。X(Twitter)に投稿された、実際の光景をご覧ください!
カロリーを消費した直後にカロリーを摂取して『プラマイゼロ』不可避…!
『かつや』の隣にあるのは、なんとスポーツジム『chocoZAP東行田店』。いわずもがな、ここにはダイエットや筋トレに励みたい人が集まってくるはずです。
しかし、ジムでいい汗をかいて帰ろうとすると、すぐ隣には『かつや』が…。運動後の空腹状態で、誰がこの恐ろしい誘惑に打ち勝てるというのでしょうか。
よほど心の強い人でない限り、気付けばふらりと『かつや』に入店し、消費したカロリー以上の栄養を摂取してしまうに違いありません!
ポジティブに考えれば、カツ丼やトンカツなどの高カロリー料理を食べても、すぐに運動ができるということ。いろいろな意味で、完璧な布陣といえます。
恐ろしい『永久機関』の写真はまたたく間に拡散され、多くの人が恐れおののいたようです…!
・なんて恐ろしい。運動した人の意志の強さが試されている…。
・カツ丼1杯のカロリーを打ち消すためには、1日中運動しないと厳しそう…。
・マジかよ。運動とドカ食いを繰り返し、太っていくやつや。
なお、すぐ近くにはから揚げ専門店もある模様。『プラマイゼロ』で収まればいいほうで、下手をしたら『プラス』一直線でしょう。
「身体だけではなく、精神も強くあれ」というメッセージなのかもしれません…!
[文・構成/grape編集部]