石黒菖気象予報士がお伝えする〈新潟の天気〉
3月1日も、春のようなポカポカ陽気になりました。新潟市の小学校では桜が咲いていると聞いて、実際に見に行ってきました。
【石黒菖 気象予報士】
「1日はきのうと同じように青空が広がって、とても暖かいです。現在、気温は14.8℃ですが、風がちょっと強いので、少し風は冷たく感じます。ただ、そんな春の暖かさに誘われて、こちら桜が咲いています」
【児童】
Q.桜を見てどう?
「きれい。春が来た」
新潟市中央区にある万代長嶺小学校では3月1日、校庭の脇にある桜が開花。私が見る限りでは、すでに10輪ほどが咲いていました。
この桜は大寒桜という早咲きの品種で、小学校によりますと、この桜が毎年最も早く開花し、年によっては2月中に咲くこともあるということです。
皆さんも身近な春を探してみてはいかがでしょうか。
【3月2日(木)の天気】
穏やかな天気から一転、1日の夜からは荒れた天気となりそうです。
日本海の低気圧から伸びる前線が県内を通過する予想。そのため、1日夜から次第に風が強まり、雨が降りそうです。
そして、この低気圧が離れていくと、2日は西高東低の気圧配置になる予想。寒気が次第に流れこむため、山沿いを中心に雪が降りそうです。
では、詳しく見ていきます。
2日、日付けが変わる頃から、前線の通過に伴って雲が流れ込んで来そう。標高の高いところは雪ですが、広く雨になりそうです。
午後になると、北寄りの風が強まり始め、上越の平地でも雪に変わりやすく、降り方の強まるところもありそうです。
【2日のポイント】
平地でも夜から次第に雨から雪に変わりそう。