後継者不足にあえぐ水産業界に嬉しいニュースです。三重県尾鷲市で、この地方で初めて“小学生のふぐ処理師”が誕生しました!丸々としたふぐに慣れた手つきで包丁を入れているのは、尾鷲市の小学6年生・内山雄介くん。毒のあるふぐをさばくための資格「ふぐ処理師」の試験に、東海3県で初めて小学生で合格しました。
東海3県初 “小学生のふぐ処理師” が誕生 師匠「俺より上手…の画像はこちら >>
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(内山くん・2019年)「ここ切った方がよかった」幼い頃から無類の魚好きだという内山くん。(内山くん)「とったどー!!」
2019年
2021年
小学1年のころから地元の鮮魚店に通って、プロから魚のさばき方を学んできたといいます。去年1月には…(母親)「何という魚?」(内山くん)「ビンチョウマグロ」体長1メートルに及ぶマグロの解体もお手の物。
去年
(母親)「何おろしっていうの?」(内山くん)「5枚おろし」
小学5年にしてここまでのレベルに達した内山くんに、ふぐ処理師の試験に挑むよう後押したのが、尾鷲市内で干物店を営む北村豪さん。内山くんの師匠です。(干物店経営・北村豪さん)「俺よりうまいやん。皮の処理も俺よりうまいね」
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ふぐ処理師の試験に挑むには、これまで2年以上の実務経験などが必要でしたが、去年、受験資格の一部が改正。小学生でも挑戦できるようになりました。
(干物店経営・北村豪さん)「彼には“尾鷲の水産の精神”が入っている。もう教えることはない」
めきめきと腕前をあげ、ことし1月に試験に挑んだ内山くん。12日ついに、ふぐ処理師の免許証を受け取りました。
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(内山くん)「(Q.今の気持ちは?)めちゃめちゃうれしいです。トラフグやサバフグだけでなく、他のフグもさばいてみたい」小学生がふぐ処理師の試験に合格したのは東海三県で初めて!後継者不足にあえぐ地元の「期待の星」となりそうです!
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