ちらし寿司が余ったら? 覚えておきたい、具と酢飯の保存方法

ひな祭りや七五三、誕生日などの『ハレの日』に食べられる、ちらし寿司。
野菜や海鮮などの具が散らされ、華やかな見た目をしていますよね。
一度に大量に作りやすい点がありがたいものの、家族で分け合っても食べきれないほどのボリュームで、作ってしまう場合もあるようです。
和食料理人歴が20年あり、オンライン料理講座『和の食アカデミー』を運営している、山下としあき(wanosyoku.academy)さん。
Instagramアカウントで、ちらし寿司が余った時の、おすすめの保存方法と賞味期限を紹介しました。
山下さんによると、日持ちがしない生ものや貝類、錦糸卵などがある場合は、具材と酢飯に分けて保存するとのこと。
具材と酢飯それぞれについて、次のように解説しています。
酢飯は冷蔵室で保存すると、乾燥してパサパサになったり、冷気でデンプンが固くなったりします。
そのため、酢飯が空気に触れないようにラップで包んだら、さらに新聞紙で包み、冷蔵室よりも温度と湿度が高めに設定されている野菜室に入れましょう。賞味期限は3日ほどです。
生ものや貝類、錦糸卵などの具材は、しっかりとラップで包み、チルド室で保存します。
生ものや貝類はできるだけ当日に消費。錦糸卵などの具の賞味期限は、1~2日です。
ちらし寿司を自宅で作る機会がある人は、余った時にどうしたらいいのかを覚えておけば、あわてないで済むはず。
無理に食べたり、保存に失敗して処分することが減るので、覚えておきたいですね。
[文・構成/grape編集部]