ダメ絶対! 農水省の注意喚起に激怒 「自覚を持って」「当たり前のこと」

2024年3月、2人の大学生が北海道の農場に無断で立ち入り、写真や動画の撮影をしていたことが報じられました。
そもそも私有地に無断で入る行為は、罪に問われかねません。今回の報道を受け、ネット上では「当たり前のことなのにどうして守れないのか」や「自覚を持った行動に欠けている」といった怒りの声が上がりました。
同年4月3日、農場への無断侵入でについて注意喚起を行ったのは、農林水産省のX(Twitter)アカウント。
当然、無断で農場に入ってしまえば、罪の対象になりますが、同省が指摘するポイントはほかにもあるようです。
農場への無断立入はやめて家畜の伝染病の病原体は人や車に付着して運ばれます。ひとたび農場に侵入すれば急速に広がり、畜産業に大きな被害が出ます。このため、牛豚鶏馬などを飼う農場は、関係者以外立入禁止です。どんなに可愛くても、無断で近づいたり触れたりしないよう、お願いします。 pic.twitter.com/JhwzbPfSeN
同省が『農場への無断立入はやめて』と強く喚起する理由は、牛や豚、鶏、馬といった家畜の伝染病を広めないため。
家畜には『鳥インフルエンザ』や『口蹄疫(こうていえき)ウイルス』などの伝染病があり、発症した動物は高い確率で亡くなるほか、妊娠している牛は流産してしまう危険があると、同省が発表しています。
畜産業を守ることは、人の安全な食事につながるでしょう。
同省の注意喚起を見た人からは、たくさんの反響がありました。
・当たり前のことなんですけどね。自覚を持って行動するべきでしょう。
・農場だけではなく、酒蔵や醤油、味噌などの醸造所にも立ち入り禁止を強く喚起してほしいです。雑菌の原因になりますので。
・そもそも注意喚起してもらう前に知っておかないと。
1人の身勝手さで、多くの人や動物が苦しめられてしまいます。
同省の注意喚起を守り、責任のある行動を取りたいですね。
[文・構成/grape編集部]