県警本部に“ある大群”が押し寄せ緊張走る… “捜査”の結果「ミツバチ」と判明 最も安全な場所を選んだ?

4日、愛知県警本部に緊張が走りました。どんな事件が起きたかというと…「ハチ」です。数百匹のハチの大群が押し寄せたんです。(矢野司記者)「愛知県警察本部、西玄関の張り紙には『扉すぐ閉めてミツバチ注意』と書かれています。扉の隣には…大量のミツバチが壁に張り付いています」
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名古屋の中心部にある愛知県警本部。4日正午過ぎ、西側玄関の警備にあたっていた警察官が異変に気付きました。愛知県警本部の1階西側、玄関付近にハチの大群が押し寄せたのです。警察はすぐに「緊急対応」を開始!まず、総務部・施設課の警察官に連絡が入りました。(愛知県警 施設課・堀江昌範警部)「いままで見たことないハチが大量にいたので、ビックリしました。あまりにたくさん飛んでいたので刺されるかもしれない」
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本部に来た人や、周辺を通る人たちに、万が一のことがあってはいけません。しかし、ハチは警察の警備をくぐり抜け、建物の中にも侵入していきます。出入り口には急遽、手書きの張り紙も掲示。「ミツバチ注意」。なぜか『ミツ』の文字は、小さく書かれているのですが…
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(愛知県警 施設課・堀江昌範警部)「最初はハチが飛んでいると連絡を受けたんですが、その後よく確認したら『ミツバチ』だとわかったので書き換えて」“捜査”の結果、押し寄せたのは「ミツバチ」と判明。専門家によりますと、ミツバチは、毎年春先に新しい女王蜂の誕生にあわせて引っ越す「分蜂」という行動をとります。そのとき、新しい住処(すみか)を見つけるまでの間、群れとなって建物や樹木などに一時的にとどまることがあるのです。
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県警本部に押し寄せたミツバチは、とどまる場所として、県内で最も安全なところを選んだのでしょうか。警察によりますと今のところ、ハチに刺されたという報告はなく、業務への支障もなかったということです。
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ミツバチはおとなしく、むやみに人を刺すことはありません。巣分かれの群れも通常、数日でどこかに飛んでいきます。愛知県警本部のミツバチの群れは5日の朝もいましたが、その後、警察が業者に依頼し、ミツバチを別の場所に移したということです。