ドライヤーの冷風、役割は? メリットに「意識したことなかった…」

ドライヤーで髪の毛を乾かす際、冷風機能を使ったことはありますか。ドライヤーといえば温風が主役ですが、冷風機能も上手に使うのがおすすめ。使い方によっては美髪効果も期待できるそうです。
本記事ではドライヤーの冷風機能のメリットや使い方について解説します。
ヘアケアアイテムを数多く取り扱う『SALONIA』の公式サイトによると、ドライヤーの冷風機能の活用には主に4つのメリットがあるそうです。
髪が濡れている時や温風を当てて熱を持っている時は、髪のキューティクルが開いたまま。しかし冷風を当てるとキューティクルが閉じて引き締まるので、髪にツヤが出ます。温風の後に冷風を当てて、ツヤのある髪を手に入れましょう。
ドライヤーの温風は髪に熱ダメージを与えてしまいますが、冷風に切り替えて使うと髪がクールダウンし、ダメージを抑えられるそうです。
ドライヤーで髪を乾かす時間が長い人は、温・冷を時々切り替えながら乾かしましょう。
髪の成分であるタンパク質には、冷やすと硬くなる性質があります。セットした髪の毛に冷風を当てると、スタイリングが崩れにくくなるそうです。
もし髪の毛のトップ部分にボリュームを出したければ、温風で根元を立ち上げるように乾かしてから冷風を当ててみてください。
温風を髪に当て続けると、キューティクルが開いたままで水分が外に逃げ、髪が乾燥します。しかし冷風を当てるとキューティクルが閉じて乾燥を予防できるそうです。さらに髪の毛の広がりを抑える効果も期待できます。
髪の毛の広がりを抑えたい時は、以下のポイントに気を付けて乾かしてみてください。
温風で乾かす際にボリュームダウンさせたい箇所を潰すように風をあてると効果的です。ドライヤーを下からあてると髪が広がってしまうため、風のあてる方向にも注意しましょう。
SALONIA ーより引用
温風と冷風の使い分け方について明確な基準はありません。一般的には温風8割、冷風2割を目安にするとよいそうです。
なお冷風を当て続けると、以下のようなデメリットもあります。
・乾くまでに時間がかかる
・頭皮に水分が残って清潔度が下がる
・血行が悪くなる
温風と冷風をほどよく使い分けて、ダメージの少ないきれいなツヤ髪を目指しましょう。
[文・構成/grape編集部]