捨てがちなブロッコリーの茎 アレに浸けたら…「おしんこ感覚!」

ブロッコリーは大人から子供まで幅広く人気の野菜です。
上のモコモコとした部分は『花蕾(からい)』と呼ばれ、これはつぼみが集まったものです。
「花蕾は食べるけど茎は捨てる」という人は意外といるかもしれません。
そこで、ブロッコリーを生産している有限会社安井ファーム(以下、安井ファーム)に、茎のおいしい食べ方を教えてもらいました。
安井ファームはブロッコリーのレシピ本も出している有名農家です
安井ファームによると、「ブロッコリーは調味料との相性がよく、何味にでもなれる野菜」とのこと。
マヨネーズを付ければマヨネーズ味、醤油をかければ醤油味という具合に味付けがしやすいのです。
安井ファームで生産されているブロッコリー
また、ビタミンCなどの栄養が豊富に含まれていることから、余すところなく食べるのがおすすめ。
安井ファームによるブロッコリーの茎のおいしい食べ方は以下になります。
『ニンジンしりしり』という料理がありますが、これのブロッコリー版です。ブロッコリーの茎をもりもり食べられます!
材料と作り方は以下の通りです。
【材料】
・ブロッコリーの茎 1本(60g)
・オリーブオイル 小さじ1杯
・塩コショウ 少々
・粉チーズ 少々
まず、ブロッコリーの茎は皮を除き、細切りにします。
次に、細切りにした茎を耐熱袋に入れ、耐熱皿に乗せて600Wの電子レンジで40秒加熱します。
さらにオリーブオイル、塩コショウ、粉チーズを加えてよく和えてください。
皿に盛りつけて完成!
ヨーグルトと味噌のダブル発酵食品でとてもおいしくなりますよ。安井ファームによると、「おしんこ感覚でご飯のおともにもなる」そうです。
材料と作り方は以下の通りです。
【材料】
・ブロッコリーの茎 1本(60g)
・ヨーグルト 大さじ3杯
・味噌 大さじ3杯
まず、ブロッコリーの茎は包丁またはピーラーで皮を取り除きます。
次に、ポリ袋に味噌とヨーグルトを入れてよく混ぜましょう。
茎がしっかり漬かるようにして、冷蔵庫で1日寝かせます。
茎をヨーグルト味噌から取り出し、輪切りにして盛り付けたら完成!
香ばしい醤油の香りとバターのコクがたまらない一品。ご飯が何杯でもいけそうなおいしさです。
材料と作り方は以下の通りです。
【材料】
・ブロッコリーの茎 20g
・バター 8g
・醤油 小さじ1杯
・かつお節 2g
まず、ブロッコリーの茎から皮を取り除きます。
次に、包丁で皮を細かく刻みましょう。
フライパンにバター、刻んだ皮、醤油、かつお節を入れて炒めます。
醤油の色がほんのり付くまで炒めたら完成!
最後はシンプルですが、ブロッコリーのホクホク感が味わえる一皿。ご飯のおかずだけでなく、ビールのおともにもなりますよ!
材料はブロッコリーの茎1本ぶん(60g)、塩少々だけ。
ブロッコリーの茎は皮付きのまま5ミリ厚にスライスし、中温の油で皮に色が付くまで揚げます。油から引き上げたら塩を振って完成です。
安井ファームによると「ブロッコリーは無限の可能性がある野菜」とのこと。いろいろなメニューでブロッコリーを使ってみてくださいね!
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]