曙太郎さんの逝去に、武藤敬司が追悼 師弟関係の2人に「本当にいいコンビだった」

2024年4月11日に逝去が明かされた、元横綱の曙太郎(あけぼの・たろう)さん。
元横綱の曙太郎さんが心不全により逝去 突然の訃報に「本当に残念」「一時代を築いた名力士でした」
アメリカ合衆国ハワイ州出身の曙太郎さんは、迫力のある相撲で大相撲のブームの立役者となり、1993年に第64代横綱に輝いています。
相撲を引退後は、プロレスラーや総合格闘家、タレントとして活躍していました。
曙太郎さんのプロレスの師匠である、元プロレスラーの武藤敬司さん。
弟子である曙太郎さんの逝去が明かされた同日、自身のX(Twitter)アカウントで追悼のコメントを寄せています。
長い闘病生活の末に、曙選手がお亡くなりになりました。大相撲からプロレス界へ、真摯に向き合う姿勢にプロレスLOVEを感じた人でした。俺の引退前に今一度闘いたかった思いもありましたが叶いませんでした。横綱、ゆっくりと休んでください。心よりご冥福をお祈り致します。 pic.twitter.com/6V8ZFS4EJp
曙太郎さんは、かつて武藤さんが代表を務めていた、日本のプロレス団体『WRESTLE-1』のリングで日本デビューを果たしました。
その後は、武藤さんのもとへ弟子入りし、師弟コンビで『プロレス大賞』の『最優秀賞タッグ』を受賞しています。
武藤さんの「引退前に今一度闘いたかった」という言葉からは、二人三脚で苦楽をともにした、2人の絆が伝わってきますね。
武藤さんの想いが伝わってくるメッセージは、多くの人の胸を打ちました。
・武藤さんたちとプロレスをしている、曙太郎さんの姿はとても楽しそうだった。
・弟子に先立たれた武藤さんもつらいだろうな。
・曙太郎さんと武藤さんは、本当にすごいコンビだった。
天国にいる曙太郎さんも、きっと武藤さんやファンの気持ちをしっかりと受け取っていることでしょう。
[文・構成/grape編集部]