日本の伝統的な衣服である、着物。
和を感じる華やかなデザインなどが人気な一方、歴史が長いゆえ、着こなしの作法が多くあり、気軽に着用するには難しい一面もあります。
着物を着ている若者に声をかけ、帯の位置や素材などにクレームを入れる『着物警察』なる人の存在も、話題になりました。
格(@kakunosukeee)さんがX(Twitter)に投稿した、エピソードを紹介します。
ある日、着物を着て歩いていた投稿者さん。後ろから、年配女性が歩いてきて、声をかけられたそうです。
『着物警察』の存在も浮かぶシチュエーションですが、一体何をいわれたのでしょうか…。
※写真はイメージ
「あら、素敵なお着物!あらあらあら!」といって、私を小みちへ誘導。だるんだるんになっていた、着物の帯を直してくれて「素敵よぉ!」といって、去って行った。
めちゃくちゃ、いい人でした…!
投稿者さんの着物を「素敵」と褒めながら、帯を直した女性。
投稿者さんは、女性のことを『着物警察』ならぬ『着物守護神』と表現しています。
【ネットの声】
・こういう先輩が粋だと思う。
・『着物守護神』、最高!尊敬しかない。
・こういう人ばかりになれば、着物を着る人が増えるのにな。
・私もこんなマダムになりたい。
コメントでは、投稿者さんと同じように、着物姿の人に優しく声をかける『着物守護神』に出会ったエピソードが、多く寄せられていました。
着物だけでなく、歴史がある文化の世界には、若者をよく思わない年配の人の存在が問題になることがあります。
しかし、投稿者さんが出会った『着物守護神』のように、親切な人もたくさんいるでしょう。
若者も年配の人も、お互いをひとくくりにせず、広い心で受け入れていくことが大切ですね…!
[文・構成/grape編集部]