東京電力が柏崎刈羽原発7号機の検査の一環として、原子炉に核燃料を入れる燃料装荷を15日に開始したことについて、花角知事は再稼働議論には影響がないという考えを改めて示しました。
15日、柏崎刈羽原発7号機の再稼働に必要な検査の一環として原子炉に核燃料を入れる燃料装荷を開始した東京電力。
16日午前7時現在で872本のうち12本の装荷が完了しているということです。
今後、2週間を目安に燃料プールに保管されている核燃料を原子炉に移し替えるとしています。これを受け、花角知事は…
【花角知事】
「7号機への燃料装荷は一連の様々な対策工事の確認検査のひとつの過程プロセスだと思う。特に申し上げることはない。再稼働に議論に影響はない」
このように述べ、燃料装荷前と変わらず、「検査の過程に過ぎない」という見解を繰り返し、東京電力に対しては「慎重に安全に進めて欲しい」と求めました。
また、「能登半島地震を踏まえた災害の対応について、県としてもいずれ知見をまとめる必要がある」と述べ、今後、技術委員会に議論を求める可能性があると話しました。