販売目的で覚醒剤等所持の疑い…山口組弘道会傘下組織の幹部ら逮捕 組事務所を家宅捜索 暴力団の資金源か

覚せい剤などを販売目的で所持していたとして、山口組弘道会傘下組織の幹部の男らが逮捕され、岐阜県警の捜査員が大垣市の組事務所を家宅捜索しました。

逮捕されたのは、山口組弘道会傘下組織の幹部・黒川基樹容疑者(45)ら男3人で、2023年1月、販売目的で覚せい剤や大麻草などを所持していた疑いが持たれています。

家宅捜索が行われたのは、黒川容疑者らの関係先である大垣市内の組事務所で、2日午後1時半ごろ、捜査員20人が入りました。

警察によりますと、1月に別の事件で関係先を家宅捜索した際に覚せい剤などが見つかり、その後の捜査で黒川容疑者らの関与が明らかになったということです。

警察は認否を明らかにしていませんが、違法薬物の売買で得た金が暴力団の資金源になっていたとみて調べています。