サーモスは2024年、新たな領域としてあったかルームソックスを中心としたアパレル小物を展開することを発表した。「サーモスブランド 120周年記念 プレス発表会」で片岡有二 代表取締役社長が明かした。
1904年に世界初のガラス製魔法びんを製品化したブランドとして誕生したサーモス。1978年に日本酸素(現: 日本酸素ホールディングス)が世界初の高真空ステンレス製魔法びん「アクト・ステンレスポット」を開発し、その後世界のサーモス各社を傘下に収めサーモスブランドはさらなる飛躍を遂げた。日本の業界で初めて”保冷専用直飲みタイプ”の真空断熱スポーツボトルの発売や、今では当たり前となった保温も保冷もできるケータイマグ、スープを持ち運べる真空断熱スープジャーなどで新たな市場を開拓してきた。
120周年の節目を迎えたサーモスブランドは、ブランドパーパスとして「確かな品質と豊かなアイデアでライフスタイルを創造する」、タグラインとして「次の心地よいをつくる。」を掲げている。
同時に新領域への進出を発表。あったかルームソックスを中心としたアパレル小物を展開するサーモスのサブブランド「&ONDO(アンドオンド)」。
「サーモスでは、長年にわたり真空断熱技術を活用した製品で温かさや冷たさといった温度の心地よさを提供してきました。飲食物だけではなくより生活の中で心地よさを提供できるように、このたびあったかルームソックスなどを展開するブランドを立ち上げアパレル領域に挑戦します。さまざまに変化する温度をセルフケアすることで快適に過ごすためのプロダクトを揃えました」と片岡社長。詳細は8月下旬に発表するとのこと。
発表会には俳優の森川葵さんとマジシャンのマギー審司さんが登場。サーモス製品を使った手品を披露するなど会場を盛り上げた。