拉致被害者の曽我ひとみさんが20日、新潟県佐渡市で母・ミヨシさんなど拉致被害者の早期救出を呼びかける署名活動を行いました。
佐渡市で開かれたイベント会場での署名活動に参加したのは、4月から佐渡市役所の任用職員となった曽我ひとみさんです。
曽我さんはともに拉致され、いまだ再会を果たせていない母・ミヨシさんが最近、15年ぶりに夢に出て来たと話します。
【曽我ひとみさん】
「元気そうな姿でこたつに入っている母の姿、本当にうれしく思った。今度は夢ではなく、実際に私の前でこたつに入っている母をみたい」
会場では、小学生が署名する姿も見られました。
【署名した小学生】
「お母さんが帰らないのは寂しいことだと思うが、僕たちができることをしていきたい」
曽我さんは今後も拉致被害者救出に向け、積極的に活動する考えです。