九州から東海の所々に雨雲 種子島で激しい雨を観測 午後は雨エリアが東へ拡大

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今日21日は、九州から東海の所々に雨雲がかかっています。鹿児島県南種子町の上中では激しい雨を観測しました。このあと、雨エリアは東へ拡大するでしょう。
九州から東海の所々に雨雲 種子島で激しい雨を観測

今日21日、前線が西日本付近に延びています。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込み、大気の状態が不安定になっている所があります。11時現在、九州から東海の所々に雨雲がかかり、一部に発達した雨雲も見られます。鹿児島県南種子町の上中では1時間に38.5ミリ(8時8分まで)の激しい雨を観測。鹿児島県南大隅町では1時間に15.5ミリ(2時39分まで)のザーザー降りの雨となりました。
雨エリアが東へ拡大

今夜にかけても九州から近畿は断続的に雨が降り、太平洋側では局地的に雷を伴って激しい雨が降るでしょう。落雷、竜巻などの激しい突風にもご注意ください。東海や北陸も午後は雨のエリアが広がり、雨脚の強まる所がありそうです。夜は関東甲信にも雨雲がかかるでしょう。お出かけの際は雨具をお持ちください。
激しい雨とは?

激しい雨は、1時間雨量が30ミリ以上~50ミリ未満の雨を表しています。これは、バケツをひっくり返したように降るイメージです。また、傘をさしていてもぬれるレベルで、木造住宅の屋内では、寝ている人の半数くらいが雨に気づくほどです。外では道路が川のようになり、高速道路を走る車は、タイヤと路面の間に水の膜ができて、ブレーキがきかなくなる「ハイドロプレーニング現象」が起こるおそれがあります。激しい雨が降ると予想される所や激しい雨が降った所では、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水・氾濫を引き起こす可能性がありますので、注意が必要です。