『ソフトサラダ』の『サラダ』って何? 企業の回答に「初めて知った」

スナック菓子やせんべいには、いろいろな味がありますよね。
その中で時折、『サラダ』と書かれた商品を見かけます。このサラダ味ってどんな味なのか気になったことはないでしょうか。
亀田製菓株式会社(以下、亀田製菓)のロングセラー商品である、『ソフトサラダ』もその1つ。
サクッとした軽い食感とちょうどいい塩気が、クセになるおいしさです。
20枚入りで価格が手ごろなこともあり、おやつにストックしている人もいるでしょう。
そんな『ソフトサラダ』に書かれている『サラダ』の文字。その意味が、亀田製菓のウェブサイトで説明されていました!
「サラダ」は「サラダ油」のことです。
「サラダ油」がまだ高価だった1960年代、サラダ油をからめて塩をまぶしたせんべいが作られました。その頃の時代の背景として、純日本風の「塩味」とするよりは洋風の「サラダ味」とした方がおしゃれではないかということで名付けられました。
それまでのしょうゆ味のせんべいに比べて、斬新で高級感のあるイメージで人気を呼び、以後、米菓の定番の味として親しまれています。
補足ですが・・・サラダ(SALAD)という言葉は英語ですが、その語源はラテン語の「SAL=塩」からきています。その昔、肉料理に付け合わせる新鮮な野菜に塩をかけて食べていた習慣に由来しているそうです。
亀田製菓株式会社 ーより引用
『ソフトサラダ』の『サラダ』とは、サラダ油のことだった…!
同社のウェブサイトによると、1960年代にサラダ油をからめ、塩をまぶしたせんべいを『サラダ味』と呼ぶようになったといいます。
たしかに、『ソフトサラダ』のパッケージを確認すると原材料名に『植物油』と記されていました。
『サラダ』と聞くと、レタスやキャベツなどの野菜の味をイメージしがちですが、『ソフトサラダ』は、サラダ油と塩の味だったということですね。
ネット上でも、「初めて知った!子供心にヘルシーなせんべいかと思っていました」「サラダ味とフルーツパンチ味は永遠に謎の味」などの声が見られ、知らなかった人は少なくないようです。
ほかにも、お菓子やドリンクの中には「これってなんの味なの?」と思う商品はあるでしょう。
気になる味について、調べてみるのも楽しいかもしれませんね!
[文・構成/grape編集部]