日本橋三井タワーに、約100言語対応の字幕透明ディスプレイ設置

三井不動産、三井不動産ビルマネジメント、ピクシーダストテクノロジーズ(以下PxDT)は4月1日、「VUEVO字幕透明ディスプレイ」を「日本橋三井タワー」1階インフォメーションへ初めて常設した。

「VUEVO 字幕透明ディスプレイ」は、PxDTが提供する自動音声認識技術と翻訳技術を活用し、リアルタイムに字幕を表示することができる機能を持つ。約100言語に対応する。施設利用者とスタッフの正確な双方向コミュニケーションを支援し、聴覚障がい者や外国語話者にとってバリアフリーなインフォメーションサービスの提供に寄与する。

同ディスプレイは、2022年12月・2023年6月の2回にわたり、「日本橋三井タワー」において実証実験を実施した上で設置。実証実験時は、聴覚障がい者だけでなく、来日した外国人などからも母国語での会話が喜ばれるなどの成果が見られた。D&Iを推進しインクルーシブな社会の実現を目指して、障がいの有無や言語の違いに関わらず、誰もが安心して過ごすことのできる「行きたくなる街」へ向けた試みとして、今回本格導入となった。

同ディスプレイは、近日中に「東京ミッドタウン八重洲」「日本橋室町三井タワー」への設置を予定。他施設へも順次設置を進めていく。