新潟県柏崎市は25日、2022年に当時15歳の男子高校生に対し、淫らな行為をして逮捕された30代の男性職員を停職1カ月の懲戒処分にしたと発表しました。
停職1カ月の懲戒処分となったのは、柏崎市上下水道局の30代男性職員です。
男性職員は2022年9月上旬と10月上旬に、長岡市内で当時15歳の男子高校生に淫らな行為をした疑いで、2023年11月に柏崎警察署に逮捕されました。
市によりますと、男性職員は不起訴処分になったものの、事実関係を確認できたため、地方公務員法に抵触すると判断し、懲戒処分を行ったということです。
男性職員は市の調査に対し、「大変責任を痛感している」と反省の弁を述べていたということです。
柏崎市の櫻井雅浩市長は「職員が公務員としてあるまじき行為を行ったことは誠に遺憾であり、市民の皆さまの信頼を損ねてしまったことに、深くお詫び申し上げます。この事実を厳粛に受け止め、引き続き、綱紀粛正および服務規律の徹底を図り、市民の皆さまの信頼回復に全力で取り組んでまいります」とコメントしています。