19歳予備校生が線路上で列車にはねられ死亡 運転士「ブレーキかけたが間に合わず」約2時間運転見合わせに

1日夜、愛知県稲沢市のJR東海道線で、19歳の男性が列車にはねられ死亡しました。

1日午後11時半ごろ、稲沢市井之口本町の線路上で、JR東海道線武豊発・岐阜行きの普通列車に人がはねられました。

はねられたのは岐阜市に住む予備校生・土井慶介さん(19)で、病院に搬送されましたがおよそ2時間後に死亡が確認されました。

列車には乗客・乗員あわせておよそ130人が乗っていましたが、ケガはありませんでした。

警察によりますと、列車の運転士(27)は「人影を確認しブレーキをかけたが間に合わなかった」と話しているということで、男性が線路に立ち入った経緯などを調べています。

この事故の影響でJR東海道線では名古屋駅から岐阜駅の間で、およそ2時間にわたって運転を見合わせました。