江戸川乱歩賞、“減点理由”にツッコミ続出 「それはないわ」「…の画像はこちら >>
「第70回江戸川乱歩賞」の最終候補作が26日、発表された。その中で、2次予選通過作品に寄せられた講評に、Xではユーザーからのツッコミが相次ぎ、物議をかもしている。
「江戸川乱歩賞」は、作家・江戸川乱歩の寄付を基金として、日本推理作家協会が探偵小説の奨励のために1955年に制定した文学賞。
過去には西村京太郎さんや森村誠一さん、東野圭吾氏、桐野夏生氏、池井戸潤氏らが受賞しており、受賞作がドラマ化や映画化されることも多く注目を集めている。
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この日は、最終候補となった6作品が発表され、合わせて2次予選通過作品の講評が明らかにされた。
その2次予選通過作の1編について、講評では「ネタバレと言っていい題名、真面目につけたとは思えないペンネーム、ともに減点対象」と評した。
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ただ、江戸川乱歩の本名は「平井太郎」で、ペンネームの由来は、数多くの幻想小説や史上初の推理小説を著した、19世紀の米国の作家エドガー・アラン・ポーの名前をもじったものであることはよく知られている。
そのため、Xでは多くの人が反応し、「ペンネーム」「江戸川乱歩」などのワードがトレンド入り。
「江戸川乱歩の名前の由来知らんのか?」「江戸川乱歩賞でそれはないわ」「江戸川乱歩賞で選考落ち理由が『ペンネームがふざけてる』なの面白すぎる」「審査員たちは江戸川乱歩のペンネームの由来を1,000回調べたほうがいい」「もう何が真面目で何が不真面目なのか全然分からん」とツッコミが続出した。
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さらに、一説に「くたばってしまえ」をもじってペンネームにしたともいわれる作家・二葉亭四迷を連想する人も。
「つまり江戸川乱歩賞の選考員は二葉亭四迷を評価しないんだ」「二葉亭四迷がどう思うのか聞いてみたい」「二葉亭四迷は減点対象やな」「それ二葉亭四迷に面と向かって言えるか?」との声や、「そんな感じの名前の作家、山ほどいるのに」「割と適当なペンネームを名乗る文豪なんてたくさんいるよ?」という指摘も見受けられた。