高校生ら少年3人を逮捕 八千代の質店に強盗容疑

八千代市の質店に3人組が押し入り貴金属が奪われた強盗事件で、八千代署は27日、建造物侵入と強盗の疑いで自称東京都北区、高校生の少年(18)ら3人を逮捕した。3人は実行役とみられる。
他に逮捕されたのは自称茨城県取手市、アルバイトの少年(17)と自称埼玉県戸田市、無職の少年(16)。
3人の逮捕容疑は共謀し、25日午後0時50~55分ごろ、八千代市八千代台南1の質店「八千代商事」に侵入し、バールなどで陳列棚のガラスをたたき割るなどして同店の男性経営者(51)を脅迫し、クロスペンダント1本(販売価格4万3800円)を奪った疑い。
同署によると、26日に電話で「容疑者が東京都江戸川区内のホテルにいるかもしれない」と同署に情報提供があり、駆け付けた県警捜査員がホテルの複数の部屋にいた3人の身柄を確保。任意同行して、同署で逮捕した。同署は捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。
犯行に使われた車は千葉市花見川区内の公園駐車場で見つかり、既に押収されている。ペンダント以外にも被害があるとみられる。同署は3人の関係性や仲間の有無、闇バイトの可能性などを含め、全容解明に向け捜査を進めている。