三重県熊野市で、存続の危機を乗り越え、再び「こいのぼり」が大空を泳ぎました。熊野市の七里御浜(しちりみはま)海岸で青い空と海を背に泳ぐ色鮮やかな「こいのぼり」。その数およそ250匹。40年近く毎年この時期に揚げられてきましたが。
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運営する団体のメンバーの高齢化などを理由に、去年で見納めとなるはずでした。しかし今年、地元の20代から30代の若者が運営を引き継ぎ、こいのぼりの存続が決定。28日、若者たちが去年までの団体のメンバーに教わりながら、こいのぼりをロープにつないでいきました。
CBC
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(指導の様子)「もう少し指の間を開けた方がいい。この間に(ひもを)通す」この日は地元の高校生も参加。およそ250匹のコイを丁寧に繋いでいきます。(高校生)「去年も参加したが、最後ということで悲しかった。ことしも(こいのぼりを)することができて、手伝うことができてうれしい」「感極まるというか、伝統が受け継がれてうれしい」
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そして…こいのぼりは空へ。海岸およそ1キロにわたって元気に泳ぎました。(みんなの鯉のぼりの会 西垣内新さん)「すごく感動していて同時にほっとしている。僕たちでは分からないことだらけだったので、前までやってくれていた人たちがいなければ無理だったと思う」
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次の世代へと引き継がれた七里御浜海岸の「こいのぼり」。天気が良ければ5月5日まで楽しめるということです。
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