「桃の節句」の3日、愛知県豊橋市で、ひな祭りのような華やかな卒業式が行われました。
色鮮やかな着物姿に、華やかなドレスを身に着けた生徒たち。豊橋市の家政高等専修学校で行われた卒業式です。卒業する3年生26人が、この日のために自らデザイン・縫製をした衣装を着て出席しました。
3年間マスク生活を送ってきた卒業生たち。愛知県では、卒業生にマスクを外すことを基本とする通知が出されていますが、3年間を締めくくる3日も、写真撮影と答辞を除き全員がマスクでした。
卒業生:
「マスクをしていた方が落ち着くし、今更顔を見せるのがちょっと恥ずかしくて」
別の卒業生
「製作したドレスとか振袖もすごく頑張ってきたなと思うので、みんな自分の進路をそれぞれ自立して歩めたらいいなと思います」
ひな祭りの日に思い思いの姿で学び舎を巣立った生徒たち。卒業後は調理師や服飾業界など、それぞれの夢に向かって進んでいきます。