新潮社出版部長の中瀬ゆかりさんが2日放送のTOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜・午後5時)に生出演。栃木県那須町の河川敷で焼損した夫婦の遺体が見つかった事件でNHKの大河ドラマ出演歴も持つ俳優の若山耀人(きらと)容疑者(20)ら2人が死体損壊の疑いで逮捕されたことについて私見を述べた。
大河ドラマ「軍師官兵衛」に主人公の幼少時代の役で出演するなど本格的な子役として活動していたものの中学3年から高1にかけて活動をセーブ。空白の2年間があったとされる若山容疑者の逮捕について「海外でも元子役だった人が薬物で(逮捕)とかありますけど、彼のことは『軍師官兵衛』とかで覚えてるんですね。記憶にあるんで、びっくりしたというか、キラキラしてたのになって思いました」と話し出した中瀬さん。
「子役の壁みたいなのってあると思うんですよ。本当に子どもの時はハキハキして演技力もあって役も来るけれども、大人っぽくなって、特にこの『空白の2年』って言われているときって、まだ大人でもないし、子どもっていうほどでもないときにもしかしたら壁があって、そこで転落していった? ただの推測ですけどね」と続けると「首に入れ墨を入れたりとか、たった4、5年でそんなに人が変わるのかって。一体、何があったのかって誰もが思うと思う」とポツリ。
その上で「この事件は闇バイトを使った形で現場で顔も知らない人に指令をしてオカネを渡してみたいな。しかも指令をしたといわれる人間もさらにその上から(の指令)でやっていて。あるところで絶対に黒幕が分からないように何も教えないようにしている」と推察した上で「こういうことって、これからどんどん増える。闇バイトを使った恐ろしいことって起こると思うんで、絶対、黒幕まで暴いてきれいに解決してもらわないと、成功体験になって、また彼らはこの形を使って、なんぼでもやるんで」と危惧(きぐ)していた。