診察中に女性患者の胸を触る 70代医師を逮捕 診察室のカーテンを閉めて犯行か

沖縄県警は24日までに、診察中に女性患者の胸を触ったとして本島中部の医院で院長を務める70代の男を準強制わいせつの疑いで逮捕・送検した。捜査関係者によると、逮捕時の調べに「医療行為だった」と容疑を否認しているという。容疑は1月中旬ごろ、院内での診察中に女性患者の胸を触った疑い。被害女性からの通報を受けて発覚した。県警は院長が診療行為を装ってわいせつ目的で触ったとみている。同様の被害が他にもないか、詳しく調べる方針。
この医院の副院長が本紙の取材に応じ、「患者が不快な思いをしたのは大変申し訳ない」と謝罪した。副院長によると被害者は体調不良を訴えて訪れた。院長は外から見えないよう診察室のカーテンを閉め、診察したとみられる。
県医師会の事務局担当者は「医師が診療の機会を利用してわいせつ行為に及んだとすれば、医療に対する信頼失墜行為だ」と話した。
県警は24日までに逮捕を正式発表していない。被害者のプライバシー保護が理由という。
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