永守文化記念財団は3月7日、オルゴール文化と関連技術を紹介する「永守コレクションギャラリー」を京都府向日市にオープンする。これを記念し、同日に建築家・安藤忠雄氏と永守文化記念財団代表理事・永守重信氏による「オルゴールやオートマタを通した芸術・音楽文化の振興」に関するトークショーを開催する。
同ギャラリーは、シリンダーオルゴール52点、ディスクオルゴール71点、オートマタ(自動カラクリ人形)92点など、音楽史・美術史上希少なコレクション347点を保有している。また、作品を展示するだけではなく、自動演奏楽器の歴史に残る100年以上昔につくられたオルゴールやオートマタの音色と”カラクリ”に没入できる、体験型施設となっている。
世界的価値のある作品をラウンジ鑑賞できるほか、通常見ることが難しい収蔵室をガラス越しに見学することが可能。さらにマイスター工房では、オルゴールのエンジニアによってコレクションの保守・修復や研究開発が行われており、その様子も観察できる。
トークショーでは、「ギャラリーを通した芸術・音楽文化の振興」や「芸術・文化と子どもたちへの教育」などについて安藤氏と永守氏が語り合う。開催時間は2023年3月7日13:25~15:00(申し込み終了)。
「永守コレクションギャラリー」概要
所在地:〒617-0003 京都府向日市森本町東ノ口1番地1ニデックパーク
開館日:月・火・木・金曜日
休館日:祝祭日、GW、お盆期間、年末年始。その他、展示替えなどに伴う臨時休館あり
開館時間:10:00~16:00
ギャラリーガイドツアー時間(完全入れ替え制、各回60分)
・10:30(10:30~11:30)
・13:00(13:00~14:00)
・15:00(15:00~16:00)
入館料:無料
予約方法:完全予約制(HPにて予約を行う必要がある)