捨てないで! タケノコの断面に白いカビ? 企業の回答に「なるほど」

煮物や炊き込みご飯の具材として重宝する、タケノコ。
旬のタケノコを味わうのもいいですが、水煮処理されたものは、ゆでる時間を省くことができます。
そんな水煮タケノコの断面に、白いカビのような物体を見たことはありませんか。
生活協同組合連合会コープ北陸事業連合のウェブサイトでは「水煮たけのこに白いカビのようなものがたくさんついている」という質問に対して、こう回答しています。
A.白いものは竹の子自身の成分であるチロシンです。
チロシンとはアミノ酸の一種です。食べても問題ありませんので、そのままお召し上がりください。
コープ北陸事業連合会 ーより引用
カビのように付着していた白い正体は、タケノコの成分だったのですね。
『チロシン』というアミノ酸の一種で、水に溶けにくいため、タケノコの内部に残りやすいのだとか。
もしかしたら、カビと勘違いして取り除いたり、食べるのを諦めてしまったりした人がいるかもしれません。
見た目に驚いたとしても、問題はないため、安心して食べてくださいね。
[文・構成/grape編集部]