来場者に殴られて傷…50分の1サイズの「太陽の塔」応急処置施して展示再開 芸術家・岡本太郎の美術展

愛知県美術館で開かれている芸術家・岡本太郎の美術展で、来場者に壊された「太陽の塔」の作品展示が3日から再開されました。

愛知県美術館では2月23日、「展覧会・岡本太郎」で展示されていた50分の1サイズの「太陽の塔」の作品が来場者に殴られ、3センチほどの傷が付けられました。

美術館は翌日から作品の展示を取りやめていましたが、応急処置を施し、3日午前10時から展示を再開しました。

再開後は防護柵の範囲を広げたほか、新たに警備員を配置するなど監視体制を強化していて、美術館の担当者は「展示中止の期間があり残念だったが、多くの人に作品を楽しんでもらいたい」と話しています。

この展覧会は3月14日まで開かれています。