『虎に翼』涼子さま結婚の新聞記事に違和感が… 何気ない“ワード”に女性蔑視の闇「失礼極まりない」

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伊藤沙莉主演のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、桜井ユキ演じる華族令嬢・涼子が結婚したことが明らかに。Xでは、その結婚について報じている新聞記事の内容に注目が集まった。

2回目の高等試験(司法試験)に向けて勉強していた寅子(伊藤)ら女子部の面々だったが、情勢の悪化を受け、香淑(ハ・ヨンス)は帰国を余儀なくされる。
さらに、涼子の父・桜川男爵(中村育二)が失踪。涼子が桜川家存続のために結婚を決意し、寅子らに受験を諦めることを告げる。
離婚後に子供たちの親権を得るために法律を学んでいた梅子(平岩紙)は、試験の直前に夫から離婚届を突きつけられ、会場に姿を現さなかった。

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これまで一緒に学んできた仲間たちがバラバラになっていくという怒涛の展開に、Xではショックの声もあがる中、注目を集めたのが、寅子の父・直言(岡部たかし)が読んでいた新聞に掲載された、涼子の結婚を報じる記事だった。
記事は「櫻川男爵令嬢 涼子さん結婚 お相手は有馬男爵令息」との見出しに続き、本文の書き出しが「美しきオールドミスを射止めたのは…」と始まっている。
「オールドミス」は、婚期を過ぎて未婚でいる女性を指す言葉で、女性に限定して年齢と既婚未婚の区別をする差別的表現ということもあり、現在ではほぼ死語となっている。

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現代では問題視されるであろう当時の新聞記事に何気なく記された「女性蔑視用語」。Xでは「もはや定型文なのだろうな。記者も多くの読者の男性もそこに意図を感じることすらないのだろう」と、当時の感覚について指摘が。
「涼子さまでもご結婚の記事に『美しきオールドミス』とか書かれるんだなあ」「品のない記事書くやつだな…昭和初期の時代、時代だから仕方ないのか? ムカつくな…」「なんて酷い表現の仕方…」「失礼極まりないですね」と怒りの声もあがった。
さらに、「私が学生の頃くらいまでオールドミスって普通に使われてた言葉だったよなぁ(遠い目)」「1980年代でさえ『女性とクリスマスケーキは同じ』って言葉があった」「昭和の一般人にまで生きてたらしい感覚。いまやったら炎上しそう」といった意見も見受けられた。

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また、本文の最後に掲載されていた涼子のコメントも話題に。記事では「この歳になるまで」「母には心配をかけた」「これからは良き妻良き母となり夫の為、家の為に尽くして参りたいと存じます」といった言葉が確認できる。
これにも、「すべて定型文!」「涼子さま、切ない」「泣いちゃった」と怒りや悲しみの声が寄せられている。
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#トラつばプレイバック
桜川家を途絶えさせないために試験を諦め、結婚を決めた涼子。
「お前がやってきたことはワガママなのか!?違うだろ」涼子の言葉を聞き、声を荒げる、よね。
「よねさんみたいに強くなりたかった…」#虎に翼#伊藤沙莉 #土居志央梨 #桜井ユキ#平岩紙 #羽瀬川なぎ pic.twitter.com/uxHeO0igpx
朝ドラ「虎に翼」公式 (@asadora_nhk) May 8, 2024