CAが語る「海の神と陸の神」 沖縄民話を地元の言葉で JTA機内で放映

日本トランスオーシャン航空(JTA、野口望社長)は1日から、沖縄発着便の機内で沖縄本島北部に伝わる民話「海の神と陸の神の話」のアニメを放映している。しまくとぅばの普及と文化の継承を目的に、2024年2月29日まで4カ月ごとにストーリーを変更して計3作品を放映する。JTAのユーチューブチャンネルでも視聴できる。
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JTAの高嶺由美客室企画部長は「機内でも沖縄の気分が味わえる。沖縄の文化を次世代に残していきたい」と話した。
沖縄伝承話資料センターの大田利津子副理事長は「しまくとぅばを伝承できる良い機会。ぜひ民話を楽しんで覚えてほしい」と話した。(政経部・國吉匠)