生活する上で、使わなくなった物をゴミとして捨てるのは、ごく当たり前のこと。
ですが、あなたが捨てたそのゴミには、意外な『危険』が隠れているかもしれません…。
普段何気なく捨てている、家庭のゴミ。実は、犯罪者にとっての情報収集の材料になり得るといいます。
警備サービス会社のセコム株式会社は、X(Twitter)アカウントで、ゴミ出しの際に注意するべき点を公開していました。
【女性の防犯】セコム広報です。住所や氏名などの個人情報が流出すると詐欺やストーカーなどの犯罪に利用されるキケンが・・・。大切な自分の情報を守るために、ダイレクトメールなどを破棄する時はシュレッダーを利用するか、専用スタンプやマジックで塗りつぶしましょう。 pic.twitter.com/N593Dyhr4n
氏名や住所、電話番号などの個人情報が書かれた書類をそのまま捨てるのは、言語道断。
また、何気なく捨ててしまいがちなスーパーマーケットやコンビニエンスストアなどのレシートも、生活が透けて見えるため、気を付けるべきとのことです。
【シニアの安全】セコム広報です。個人情報はごみの中から流出することも。例えば、銀行の明細書からは、取引銀行、預金残高などが。レシートからは、いつ何を買ったか、趣味志向、大まかな行動範囲などが分かります。こうした書類は、市販の家庭用シュレッダーで細断してから捨てると安心です。
「面倒だから」「どうせ誰にも見られない」と油断して、これまで自身の『個人情報』をそのままゴミ袋に入れて、出してはいませんでしたか。
年齢や性別にかかわらず、防犯対策は万人がしておくべきもの。
個人情報が書かれたものは、マーカーで塗りつぶしたり、切り刻んだりするなど、捨て方には気を遣いましょう!
[文・構成/grape編集部]