100点満点で『120点』をとった娘 答案を見ると?「粋!」「最高の発想」

学校で身につけるのは、学力だけではありません。
他者とのコミュニケーション方法や、ルールを守ることの重要性、そして知識を得る楽しさなど、さまざまなことを子供は学んでいくのです。
子供たちの自主性や個性を尊重し、優しく背中を押すのが、理想とする指導の形といえるでしょう。
X(Twitter)に1枚の写真を投稿したのは、2児の母親である、ちー母(@haha_2016sy)さん。
7歳の娘さんが小学校から持ち帰ってきた、漢字のテストを確認したところ、担任教師の行動に心打たれたといいます。
娘さんの受けたテストは、100点満点。しかし点数を見ると、なぜか20点も加点されており、120点になっていました。
決して、担任教師が採点を間違えたわけではありません。満点を超えていた理由は、何かというと…。
「声が聞こえる」という文章の漢字を埋める問題で、本来であれば書く必要のない『聞』の部分まで、漢字で書いた娘さん。
担任教師は、問題以外の部分でも、漢字が正しく書けていたら加点をしてくれたのです!
ほかの問題でも『新聞』という漢字が書けていたため、それらのぶんも加点され、娘さんは最終的に120点になったのでしょう。
これならば、子供たちは知っている漢字を積極的に書くようになるはず。学習意欲を刺激する、担任教師の発想に、投稿者さんは心から感謝をしているといいます。
向上心を伸ばし、学ぶ楽しさを養う担任教師のアイディアに、多くの大人が感銘を受けました!
・最高の発想!こういう先生がいてくれると、親としても嬉しいですよね。
・確かに、これはやる気が出る。こういう先生が増えてほしい!
・なんて粋な先生だ。娘さん、素敵な環境に巡り合いましたね。
子供に限らず、他者から高い評価をもらえたら、誰もが自然とやる気を出すもの。
100点という『天井』を取り去り、努力次第でさらに上を目指すことができると知った子供たちは、各々の目標に向かって努力を重ねていくことでしょう!
[文・構成/grape編集部]