学生350人、未来見据える瞳 タイムス就職フォーラム 60社が参加、人材獲得へ熱気

2024年3月卒業予定の学生らを対象とした合同企業説明会「タイムス就職フォーラムMARCH」(主催・沖縄タイムス社、エスエフシー)が3日、宜野湾市の沖縄コンベンションセンターで開かれた。自動車、小売り、ホテル、金融など幅広い業種から60社が参加。約350人の来場者が人事担当者や先輩社員の説明に聞き入った。
1日に企業の採用活動が解禁となり、就職活動が本格化。沖縄女子短期大1年の仲本茉央さん(19)は「きょうから就活スタート。どう取り組めばいいか不安」と心配そう。
沖縄国際大3年の宮城圭佑さん(21)は「内定をもらった友人もいて焦りはある。いろんな企業の話を聞いて4月までには志望先を決めたい」と意気込んだ。
関連記事就活生、真剣な表情 合同企業説明会「ビジネス研究フォーラム」34社が出展 | 沖縄タイ・・・ 2024年3月卒業予定の大学生らを対象にした合同企業説明会「ビジネス研究フォーラム-春-」(主催・沖縄タイムス社・・・www.okinawatimes.co.jp スズキ自販沖縄は今回、20人程度の採用を見込んでいるという。採用・教育係長の宮里ルナさんは「自動車業界は採用が活発。当社は会社訪問もOKなので、働く現場と人を見て、スズキを好きになってほしい」と呼びかけた。
グループディスカッション対策の講師を務めた、採用コンサルタントでヒューマンクリエイションの山川勇之丈代表は「本心をさらけ出して互いに共感しあえる企業を選んでほしい。行動すれば必ず見つかる」とエールを送った。(西里大輝)