パイプ銃を製造、所持 26歳男を起訴 千葉地検 逮捕時「正義のため」「通過儀礼として」

千葉地検は17日、無許可でパイプ銃を作ったなどとして、武器等製造法違反(無許可製造)と銃刀法違反(所持)の罪で千葉市緑区の家電修理業、田代靖士容疑者(26)=麻薬取締法違反罪で起訴=を起訴した。
起訴状などによると、昨年8~9月ごろ、自宅で鉄製のパイプ銃1丁を製造し、同12月15日に所持したとされる。
被告は県警に逮捕された際、「日本の政治を含め世の中に失望していた。日本の未来を良くするという正義のために、こんな国にした者らを攻撃することを想像していた。その行動力を持つ通過儀礼として、パイプ銃を作って持っていた」と供述していた。