『虎に翼』仲野太賀“優三”、セリフのない3秒に視聴者ホロリ …の画像はこちら >>
22日あさ放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で、伊藤沙莉演じる寅子の言葉を聞いて仲野太賀演じる優三が見せた表情に感動する視聴者が相次いだ。
久保田(小林涼子)と中山(安藤輪子)が弁護士を辞めたことにショックを受けた寅子だったが、「もう私しかいないんだ」と自身を奮い立たせ身重の身体で弁護の仕事の他に久保田が担当していた婦人雑誌の法律相談の連載を引き継ぐなど働き詰めに。
さらにそこへ穂高(小林薫)から明律大学での講演を依頼されるが、講演会当日にとうとう倒れてしまう。
身の振り方を穂高へ相談する寅子だったが、穂高の「結婚した以上、君の第一の務めは何だね? 子を産み、良き母になることじゃないのかね?」「君の犠牲は、決して無駄にはならない」「また君の次の世代がきっと活躍を…」といった言葉の数々を受け、失望の表情で「何じゃそりゃ」と呟きその場を去った。
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その夜、思い詰めた様子の寅子は帰ってきた優三に職場で貰った飴を差し出し、「2人でこっそりいただいちゃいましょう」と笑顔。
すると優三はハッとした表情になるが、少し間をおいて「うん」と応えると2人で飴を口に含んで笑い合った。
きのう21日の放送では、仕事での失態に落ち込む寅子を優三が河原へ連れ出し、いただきものの鶏肉を差し出して「美味しいものを食べたら、少しは気も晴れるよ」「嫌なことがあったら、またこうして2人で隠れて、ちょっと何か美味しいものを食べましょう」と元気づけていた。
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きのうときょうのシーンを受け、視聴者からは「『2人でこっそり食べちゃいましょう』といただきものの飴を出す寅子に『あ、なにかつらいことあったな』と察する優三さん。いい…」「寅子の怒りに気づきつつも、微笑みを絶やさず、自分と分け合いたいと残しておいてくれた美味しいものをちゃんと一緒に味わう優三さん、愛でしかない」「ほんと一握り中の一握りな男すぎる」などと優三の優しさを感じる視聴者が多数。
また、「優三しっかりわかってるけど声をかけない。仲野太賀の表情が秀逸すぎる」「寅子の『ふたりでこっそり食べましょ』の言葉からの優三さんの表情。それで全て伝わってくる」「昨日と今日とで違う涙が出てしまう」といった反応が見られ、仲野のセリフのない表情のみ3秒程度の演技にグッときた人も。
なお、この日は重苦しい内容であっただけにこのシーンには「今日は色々つらい展開…優三さんだけが癒し」「救いは今日はそこぐらいだった…」といった声も上がっている。