炊飯器の内釜に、この調味料は入れないで! 各メーカーが非推奨なことに「知らなかった」

日々の食事作りに欠かせない炊飯器。
昨今では調理のバリエーションも広がり、活躍の機会は増えています。
そんな重宝する炊飯器を長く使うには、気を付けたい調味料があることをご存じですか。
大手電機メーカーである『Panasonic』は、ウェブサイトで『よくある質問』と回答を紹介しています。
内釜のフッ素加工に関する質問では、フッ素がはがれる要因について解説。
気を付けたいことの1つに、調味料を挙げています。
酢、しょう油などの酸や塩分の多い調味料をよく使用していませんか?
梅干しや酢、しょう油など、酸や塩分の多い調味料を使ったご飯を保温すると、内釜のフッ素加工が腐食する原因になることがあります。
Panasonic ーより引用
炊き込みご飯や、酢飯作りで、内釜に調味料を入れるレシピは世の中にあふれていますが、要注意。
特に酢については、三菱電機株式会社やタイガー魔法瓶株式会社などの各メーカーも、炊飯器の内釜に酢を入れて炊いたり、保温したりしないよう呼びかけています。
フッ素は、はがれるとご飯が内釜にくっついたり、腐食したりする原因になるとのこと。
煮込み料理など、調理機能が付いた炊飯器でも、取扱説明書を確認すると、内釜で酢を使わないよう注意書きがある場合があります。
もし推奨されていない炊飯器の内釜で、酢や塩分の多い調味料を使ったら、保温することなくすぐに洗い流しましょう。
内釜の傷むことを減らして、長く使っていきたいですね。
[文・構成/grape編集部]