立憲民主党の参議院議員・蓮舫氏（５６）が２７日、都内で記者会見を行い、東京都知事選（６月２０日告示、７月７日投開票）に立候補することを表明した。
トレードマークの白のスーツに大きな真珠のピアス姿で会見場で登場した蓮舫氏は「この夏の都知事選に立候補します」と宣言した。
都知事選には現職の小池百合子都知事（７１）が３選を目指して出馬する意向を固めている。
蓮舫氏は「国民の声ははっきりしています。裏金議員、政治と金の自民党。この自民党の延命に手を貸す小池都政をリセット。その先頭に立つのが私の使命だと感じています」と述べた。
さらに「８年前、自民党の国会議員でありながら『都議会自民党伏魔殿』とか『都庁のブラックボックスをぶっ壊す』と言って都知事に立候補した小池さん、私から見てもまぶしくて格好良かったです」と前置きした後、「でもこの８年間の彼女の実績はどうでしょうか。７つのゼロ公約はどこへいったのでしょうか」と小池都政に疑問を投げかけた。
蓮舫氏はタレント、キャスターなどを経て２００４年の参院選東京選挙区で初当選。現在４期目。旧民主党政権の行政刷新担当相や民進党代表などを歴任した。