去年6月、豊橋市や豊川市などの愛知県東部に大雨をもたらした「線状降水帯」。
気象庁は、大雨が降る原因となる「線状降水帯」の発生予測について、これまでの「地方ごと」から「県ごと」に絞り込んで発表する運用を5月27日に開始。もともとは、28日午前9時に開始される予定でしたが、前線に伴う大雨が予想されているため、急きょ1日前倒しして開始することになりました。
線状降水帯の“県ごと”の発生予測 5月28日からの運用を前倒…の画像はこちら >>
CBC
線状降水帯の発生が予測された場合、気象庁はこれまで、半日から6時間前に「地方単位」で呼びかけをしていましたが、5月27日午前11時ごろからは、最新のスーパーコンピューターを活用して範囲を絞り込んで「県単位」で発表することになります。
気象庁は、線状降水帯の発生予測が出された場合、「大雨に対する心構えを一段と高め、地元の気象台が発表する防災気象情報に留意してほしい」と呼びかけています。