王林「楽しみながら行きましょう」美しき三陸海岸を歩く「みちのく潮風トレイルウォークin八戸」 参加者「ここまで復興したのかと」

太平洋側の東北4県を縦断する自然歩道「みちのく潮風トレイル」の全線開通5周年を記念した「みちのく潮風トレイルウォークin八戸 withポケモンローカルActs」(環境省・みちのく潮風トレイルウォーク実行委員会主催、読売新聞社・報知新聞社など後援、アシックス・日本航空東北支社特別協賛)が26日、青森県八戸市で行われた。読売新聞創刊150周年記念事業の一環。全国から404人が参加し、三陸海岸の自然を感じながら歩いた。
開会式では、同県出身のタレント・王林(26)が「楽しみながら行きましょう」とエール。参加者は蕪島(かぶしま)海浜公園から始まる8キロのコースと、葦毛崎展望台からの5キロのコースに分かれて出発し、ゴールの種差海岸インフォメーションセンターを目指した。
岩手県一関市の医師・谷藤正人さん(69)は「景色が移り変わり、気持ちよく歩けた。東日本大震災時の惨状を知っているので、13年でここまで復興したのかと感慨深かった」と笑顔を見せた。