中国版EA-18G「グラウラー」が量産間近? J-15Dの意味深な画像が拡散される!

「福建」就役と同時に配備!?
中国軍用機の研究者アンドレアス・ルプレヒトさんが、2024年5月16日に公式X(旧Twitter)に投稿した機体画像が話題となっています。
中国版EA-18G「グラウラー」が量産間近? J-15Dの意…の画像はこちら >>空母「山東」に着艦するJ-15(画像:中国航空工業集団)。
投稿された画像は、中国航空工業集団(AVIC)が公式Weiboに投稿したものです。空母艦載機J-15の電子攻撃機型となるJ-15Dと思われる機体が写されています。
写真は夕方に機体の後方から撮られたもので、細かい部分は分からないものの、J-15Dで特徴的なキャノピー後部にあるアンテナが確認できます。
J-15Dはアメリカ海軍が運用しているEA-18G「グラウラー」のように、友軍の戦闘機や攻撃機に帯同して敵地へ侵攻し、電波妨害を行うことで友軍を護る能力を持っていると予想されています。
この画像はXのほか中国のSNSで拡散されており、海外のミリタリー系メディアでは、量産が計画されているのを示唆しているのではないかと報じられています。なお、AVICや中国人民解放海軍からは、公式な発表は今のところありません。
なお、中国人民解放海軍は5月8日、カタパルト発艦方式の国産空母「福建」の試験航海の様子を公開し、就役間近であることをアピールしており、同艦の就役に合わせてJ-15Dも搭載される可能性があります。