『白雪姫』の魔法の鏡が、返事をしなかったら? 新しい展開に「この女王好き」

グリム童話の『白雪姫』といえば、継母の女王が、美しさに固執しているのが印象的ですよね。
『魔法の鏡』に世界で一番美しい人物を聞いて、自分が選ばれなければ、怒りをあらわにしていました。
そんな女王と『魔法の鏡』についての創作漫画を、伊東(@ito_44_3)さんが描いています。
ある日、普段通り『魔法の鏡』に質問をしていた女王。
しかし、返事はなく、焦った女王は…。
パソコンで問題が発生した時、「何もしていないのに壊れた」という人が一定数いますが、詳細を確認すると、何かしらダメな行動をしている場合が多いもの。
そんな『パソコンあるある』と同じ台詞で、女王が頼ったのは…白雪姫でした!
『魔法の鏡』の鏡面をひと目見た白雪姫は、ボタンやフォントなど、ユーザーとの接点になる『UI(ユーザーインターフェイス)』が古いと見抜きます。
若い世代のほうが、魔法…ならぬデジタルに精通しているため、原因の特定が早くて頼りになるのでした。
長年バージョンを更新していないオチと、2人の仲よさげな様子に、反響が上がっています。
・本当に何もしていない。それがダメなんだけどね。
・その鏡、ソフトウェアで動いているのか。魔法の概念が揺らぐぞ…!
・再起動したら直るかもしれないから、試してみなよ。
・このかわいい女王なら、更新した『魔法の鏡』も「世界一美しい」って絶賛してくれるはず。
・更新したら『美の価値観』の変化に対応して、見た目で判断しない鏡になっていそう。
世界一美しかった時期をすぎ、もはや他人のほうが優れている可能性を、しっかりと認識していた女王。
例え嘘になっても、更新されていない『魔法の鏡』に「世界で一番美しいのはあなたです」といわれたら、満足だったようです。
もしかしたら、自分を鼓舞するためだけに、『魔法の鏡』から日々言葉をもらっていたのかもしれません。
白雪姫のおかげで、『魔法の鏡』がまた動くことを願わずにはいられませんね!
[文・構成/grape編集部]