『虎に翼』直言の最期のシーン、“予想外のBGM”に視聴者ツッコミ 「これであってる?」「秀逸」

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29日放送のNHK連続テレビ小説『虎に翼』で主人公・寅子(伊藤沙莉)の父・直言(岡部たかし)が死を間近に家族へ次々と懺悔。死を目前にしたシーンとは思えないBGMが反響を呼んでいる。

寅子の夫・優三(仲野太賀)の死亡告知書を半年間も隠し持っていた直言は栄養失調と肺炎でもう長くはないと診断され、みるみるうちに衰弱。死期を悟った様子で家族を枕元へ集めた。
花江(森田望智)に向き合うように説得され、直言は寅子へ謝罪するが、その後突然「トラが結婚したとき、正直『優三くんかぁ』とは思った。もちろんトラが幸せならそれでいい、でも『花岡(岩田剛典)くんがいいなあ』って思ってた」と告白。
さらに直言は花岡の下宿先に土産を持っていったり、知り合いに花岡の実家を見に行ってもらったことがあるといい、家族一同は唖然とした表情に。

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家族の反応をみて「話すべきじゃなかった」「とことんまで駄目な男だぁ」と自己嫌悪に陥った直言はそこから堰を切ったように次々と懺悔を始める。
「申し訳なくて死にきれない」と何度も謝る直言に寅子は「どんな私になっても私をかわいい、かわいいっていっぱい言ってくれたのはお父さんだけ。それはこの先も変わらないから」と言うと笑顔に。
寅子の言葉に改めて「ごめん」と頭を下げた直言はそのまま眠ってしまい、「数日後、直言は静かに息を引き取りました」とのナレーションが入った。

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この前代未聞の展開に「覚悟して正座して見ていたら、まさかのコント的展開!」「どれだけ悲しくて重い回になるかと覚悟してたら、何見せられてんだと笑いながら涙出てきた」「なんやこのギャグ回」などと視聴者は爆笑し、お笑いコンビ・ミキの昴生もXで「まさかの展開やった! 涙引っ込んで笑て涙出た!」と投稿。
また、花岡推しの告白シーンから入っていたやや間抜けなBGMが告白が終わるとのほほんとしたBGMになったことで、「愉快なBGMでお父さん退場は予想外」「BGMとテロップがまったく合ってないし脳内大パニックで内容が頭に入ってこない(笑)」との声が上がった。

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さらに直言が頭を下げたまま動かなくなった際には一旦BGMが止まるが、寝ていることを確認したはるが「まだよ!」というとBGMが再開。
そのまま“ナレ死”となったため「こんな明るいBGMで逝かれても」「BGM、これであってる?」「そのナレーションのときに流れる音楽じゃない!!!(笑)」とのツッコミが上がった。
ただ「BGMが秀逸。お父さんらしい最期のシーンだったなぁ」「ポップなBGMでナレ4だったから悲しさよりお父さん面白かったよ! ありがとうって拍手贈りたい気持ち」とのコメントも多くみられた。