雪による交通事故が各地で相次ぐ中、道路標識に積もった雪を除雪する業者も対応に追われています。その作業現場に密着しました。
【齋藤正昂アナウンサー】
「長岡市です。この大雪の影響で道路標識の上に厚く雪が積もっています」
国道にある道路標識に積もった雪。
落雪による事故の発生も懸念されます。こうした事故を防ぐため、現場のパトロールに訪れたのは道路標識の設置などを行う長岡市の塗装会社です。
【諸橋塗装 江口 元 専務取締役】
「長岡地域振興局の方から連絡が来て、それにしたがってパトロールして、その中で雪が積もってたのを落とす作業をしています」
ほどなくして現場には高所作業車が到着。
交通誘導を行い周囲の安全を確保したうえで作業に当たります。
一カ所あたりの時間は１０分もかかりませんが、作業が終わると、すぐに次の現場へ。
場所によっては近くに電線も。
「７ｍ」の高さで慎重に作業が行われます。
２７日は２班体制で、長岡地域振興局管内の国道などにある標識の雪を取り除きました。
【諸橋塗装 江口 元 専務取締役】
「長岡地域振興局管内の標識関係の作業があるんで数量的にはだいぶあります、これからも雪が降ったときには標識の雪を落として、事故の無いように作業を進めていきたい」
県は車を運転している際などに道路標識の積雪を発見した場合は道路管理者に連絡するよう呼びかけています。