沖縄・石垣島沖で漁船が転覆 7人全員行方不明、捜索続く

5日午後2時15分ごろ、石垣島の北側に約150キロ付近の海域で、「転覆船がある」と海上自衛隊から第11管区海上保安本部を通して石垣海上保安部に連絡があった。那覇海上保安部所属のヘリコプターが現場に臨場し、台湾船籍の漁船「新長發No88」が転覆しているのを発見した。11管区が台湾の関係機関に問い合わせたところ、台湾人1人とインドネシア人6人が乗っていたとみられ、全員行方不明という。
石垣海保によると現場は接続水域内。5日午後から石垣海保や宮古島海上保安部の巡視船4隻、那覇海保所属などのヘリ2機で周辺海域の捜索を開始した。
6日未明から朝にかけて巡視船2隻で捜索を続けたが、同日午前8時現在、乗組員や漂流物の発見には至っていない。周辺に油の流出は確認されていないという。
石垣海保は6日朝から潜水士による捜索を始め、同日も捜索を続ける予定。
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