便器の前と後ろに…特別養護老人ホーム施設のトイレにカメラ2台設置し女性を盗撮か 施設職員だった男逮捕

三重県松阪市の特別養護老人ホーム施設のトイレに、盗撮用の小型カメラを設置し、20代の女性を撮影したとして、49歳の男が逮捕されました。

逮捕されたのは、住居不定・無職の49歳の男です。

男は2月24日午後、松阪市内の特別養護老人ホーム施設で、男女共用のトイレに盗撮する目的で小型カメラ2台を設置し、20代の女性を撮影した疑いが持たれています。

警察によりますと、小型カメラは便器の前と後ろに向き合うように設置されていたということです。

トイレのカーテンが不自然に破れている異変に気づいた女性職員が、事件当日、警戒してトイレを調べたところカメラが見つかり、警察に通報しました。

記録された動画の中に男が映っていたことから、男の犯行が特定されたということで、調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

男は当時この施設の職員で利用者への給食を作るを担当だったということで、警察は動機や余罪について調べています。